入所申し込みをする

療養型病院への入所を考える時に、まずは入所基準を満たしているかどうかをチェックしておく必要があります。療養型病院への入所対象となるのは、医学的管理が必要な要介護1以上、65歳以上の老人というのが基本条件となっています。この他に施設によって長期入院を必要としない、伝染病などの疾患がないといった追加の条件もありますから、入所を検討している施設に詳細の確認をしておく必要があるでしょう。ただ、年齢に関しては60歳からでも初期痴ほう状態にある場合は認められることもあります。

療養型病院への入所をする場合、まずは施設へ入所申し込みをする必要があります。担当のケアマネージャーなどに希望する入所施設への申込書を書いてもらい、それを施設の窓口への提出すると申し込みは完了です。もちろんこれで入所できるという訳ではなく、申込書を施設のスタッフや医師などが基準と照らし合わせて判断し、入所可能であると判断された場合に入所が可能となります。入所申し込みは複数の施設へ申し込み可能なので、ひとつだけでは不安という人は複数の申し込みをしてみましょう。

療養型病院への入所は現在難易度が非常に高く、入所申し込みをしてすぐに入所できるという事はほとんどありません。ですから入居申し込みをする前に、まずは希望する施設の待機人数や待期期間を確認してから申し込みをするようにしましょう。

デメリットは何なのか

療養型病院は、医療的な介護が必要となる寝たきりや障害を持った方が入所する施設ですが、もちろんデメリットもあります。その中でも特に気を付けておきたいのが、老人ホームなどとは違い終身入所をすることができないという点です。医学的な管理が必要としなくなったと判断されれば、対処を求められる場合もあります。ですから終身入所ができると考えていると、対処を促された場合に自宅に戻れず行く場所がなくなってしまうという事もあるので注意が必要です。

また、入居難易度が高いというデメリットもあり、入居を希望しても入居できない場合もあります。ですから、入居する際はまずきちんと入居できるかどうかを確認した上で、退所を求められた場合の事まで考えておいてから入所するようにしなくてはいけません。自宅が賃貸であるという場合は賃貸契約をしたままにしておいたり、退所を求められた際にすぐ戻れる場所を確保しておくという事が重要です。

そしてこの他にデメリットとして、多床室がほとんどなので個室に入る事が難しい、レクリエーションなどの生活援助的なサービスが少ないという点もデメリットに感じる人はいるでしょう。療養型病院は非常に魅力的なメリットを持っていますが、利用する際にはこれらのデメリットも把握した上で、どのように利用するかを考えるようにしましょう。

療養型病院のメリット

療養型病院のメリットは、やはり医療ケアや機能訓練などの施設が充実しているという部分にあります。脳梗塞などで寝たきりとなってしまっている場合、長期間寝たままになるため床ずれになってしまったり、胃ろうになってしまう危険があります。これは予防のために医学的な管理が必要となりますから、医療ケアが充実しているかどうかというのは非常に重要となります。介護を必要とする方の症状には、医療的なケアが必要不可欠な事も多く、そういった方にとって医療ケア施設が充実している療養型病院は魅力的な場所と言えます。

もうひとつのメリットである機能訓練施設の充実も、非常に大きなメリットです。現在は歩くことができなくても、機能訓練を行っていくことで将来的には再び歩けるようになるというケースは多く、そのためには機能訓練施設の充実が欠かせません。将来的に機能回復を目指してリハビリをするのなら、やはり施設の充実している療養型病院を選んできちんとした機能訓練を行うようにしましょう。

また、利用料金が比較的安い、入居一時金が必要ないといった費用面でのメリットもあります。療養型病院に入所する場合、どうしても長期間となりますので料金が安いというのは魅力的なメリットと言えるでしょう。費用を抑えつつ、充実した施設も揃っているため安心して医療的な介護が必要となる方が入所できるという事こそ、療養型病院のメリットなのです。

療養型病院とは何か

療養型病院とは比較的重度の要介護者を対象とした病院で、充実した医療処置とリハビリを提供している施設です。特徴としては多床室があるため比較的費用の負担が少なく利用することができ、主に医療法人が運営しているという点が挙げられます。この療養型病院は医療主体で介護が行われる施設であり、寝たきりになってしまったり日常生活が難しい、自宅での介護が難しいという方が長期にわたって入院する事もあります。ですから医療行為を必要としている障害を持った患者が入院するための病院と言えるでしょう。

もうひとつの特徴としては、認知症患者の病棟もあるという点が挙げられます。こちらでは症状が進行してしまい自宅での介護が難しくなってしまったという患者を介護しており、ここが一般の病院とは大きく違った点となっています。認知症が進行してしまうと、介護をするのは慣れている人でも非常に難しいものとなってしまいます。自宅で介護をするとなると時間も必要になりますし、ベッドや下着の取り換えなど非常に大変ですから、療養型病院を利用してプロに介護を任せるのも良い手段ではないでしょうか。

当サイトでは療養型病院のメリットやデメリット、そして費用や入所基準などについて簡単な解説をしていきます。療養型病院は通常の病院とは違い、医療を主体とした介護がメインとなる施設です。これから利用と考えている人は、ぜひメリットとデメリット、費用について知識を得てから利用するかどうかを考えてみてください。当サイトがそのための第一歩となれれば幸いです。